11月1日満を持して発刊
「歯科医師にファイナンシャルプランナー」

ムリ、ムダ、ムラの無い歯科医院経営とライフプランニング
デンタルダイヤモンド社
定価3,780円(3,600円+税)


前作「医師・歯科医師の正しい財産の作り方」から3年。業界に新しいマネージメントの形を創作した内容でマネージメント業界をリードする本となりました。
今回は歯科医師とFP(ファイナンシャルプランナー)に特化した内容でより身近なテーマでまとめあげました。
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2005年11月18日

年末に向けての注意点は?

個人開業の歯科医院の場合

1.なんといっても現状の所得レベルの把握ですね。
中には「年が明けないと税理士が整理しないから解らない」とか「レセプト枚数が前年とあまり変わっていないから前年並みじゃないかな」とか「預金残高が例年より少ないから所得は下がっていると思う」などなどです、患者さんの中にもいらっしゃるんではないですか?
患者(素人)が自己診断しているケース。

2.患者さんにはレントゲンや口腔内写真を使いインフォームドコンセントしてますよね。先生ご自身の歯科医院のインフォームドコンセントしてほしいと思いませんか?それにはまず「正しい試算表」(口腔内写真)が必要ですし「先生のライフプラン」(レントゲン)が無いと満足するインフォームドコンセントは受けられるはずはないでしょう。

3.私どもから見れば先生方は患者さんです。痛いという自覚症状がなくても将来起こりうる歯周病に対しプロとしてアドバイスをすることはあたりまえだと思っております。

4.このサイトで説明できる範囲で年末に向けて注意すべき点について説明いたします。



□①小規模企業共済に加入していますか?
□②先生のご家族の医療費控除を考慮して年内に支払ったほうが効果的か、来年に支払ったほうが効果的か意思決定してますか?
□③来年の消費税の計算方法の届出の検討(一般が有利か・簡易が有利か) 
□④未収の患者さんで高額な場合貸倒処理するには債権放棄の手続きをしておくことが肝要です、再度請求して最終的には内容証明郵便で債権放棄しましょう。
□⑤自費の金額の多いケースの場合セット日を年末にするか年明けにするかの検討。
□⑥継続的に購入している消耗品(セメント・手袋など)の購入の時期の検討。
□⑦30万円未満の備品(パソコンなど)の購入の検討。
□⑧場合によっては車の買い替えの検討も必要かもしれません。
□⑨テナントの場合は賃料の年払いへの変更の検討。
□⑩措置法26条が利用できるか否かの検討。
□⑪投資不動産購入の検討。
□⑫MS法人がある場合のリース料の年払いへの変更の検討
□⑬ゴルフ会員権のMS法人への売却の検討。
□⑭減価償却の方法の変更(定額法から定率法)の検討。
 以上

投稿者 dentfp-master : 2005年11月18日 16:48

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