11月1日満を持して発刊
「歯科医師にファイナンシャルプランナー」

ムリ、ムダ、ムラの無い歯科医院経営とライフプランニング
デンタルダイヤモンド社
定価3,780円(3,600円+税)


前作「医師・歯科医師の正しい財産の作り方」から3年。業界に新しいマネージメントの形を創作した内容でマネージメント業界をリードする本となりました。
今回は歯科医師とFP(ファイナンシャルプランナー)に特化した内容でより身近なテーマでまとめあげました。
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税理士法人 三田マネージメントサービス
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2005年12月07日

医療費控除

 今年もあとわずかとなりました。先生方の診療所へは、年内に治療を終えたい患者様が数多く来院されていることと思います。と同時に、患者様から医療費控除についてお問い合わせがあるのではないでしょうか。

 ここで医療費控除に際しての注意点をお知らせします。

①医療費控除の年間最大控除額は200万円です。自費診療(インプラントなど)により年間200万円を超える治療費をお支払いいただく患者様には事前にその旨をお伝えした方が宜しいかもしれません。

②領収書の発行は入金ベース、つまり患者様からご入金いただいた日付で行います。
 従って、例え治療が完了していても、入金がない場合には領収書は発行出来ませんし、もちろん患者様もその年の医療費控除とすることは出来ません。
 逆を言えば、治療が進捗していなかったとしても患者様からお支払いをいただければその年の医療費控除とすることが出来ます。
 そうすると先生方の中には、今年の売上が増大して税金が増えてしまうと懸念される方がいるかもしれません。
 ご安心下さい。セットが完了していなければその年の収入に計上する必要はありません。前受金という勘定科目にて翌年以降の収入とすることが出来ますので、税金面の心配はありません。先生方には資金面においてもメリットがある内容ではないでしょうか。
 是非、患者様と医療費控除についてご相談下さい。お互いメリットがあり患者様からの更なるご信頼につながるのではないでしょうか。

投稿者 test1 : 2005年12月07日 11:42

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