2008年08月30日

ふるさと納税

　平成２０年度の税制改正で個人の住民税において「ふるさと納税」という制度ができました。
　これは、寄付金の一種で納税者が選んだ地方自治体に寄付をすると、一定額を翌年度の住民税から控除するというものです。
　制度の概要は、まず寄付先ですが制度の名称である「ふるさと納税」とあると、出身地に限定されそうに思われますが、そのようなことはなく都道府県もしくは市区町村であればどこでもこの制度の対象となります。
　控除の対象となる寄付金の額は5,000円を超える金額の10%とあと納税者の所得に応じ50%から90%の金額が控除の対象となります。
　この控除額には一定の限度額が設定されていますが簡単にいうと寄付金のうち5,000円を超える金額について60%から100%の金額が住民税から差し引かれるということです。
　例えば、５万円のふるさと納税をした場合には、45,000円が対象となり、最低でも27,000円、最高で45,000円の金額が翌年度の住民税から控除されます。
　控除を受けようとする方は必ず所得税もしくは住民税の確定申告をおこなってください。
　寄付金の内容及び寄付の方法などは各都道府県及び市区町村のホームページや広報などご確認下さい。

投稿者 test1 : 2008年08月30日 14:27

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