11月1日満を持して発刊
「歯科医師にファイナンシャルプランナー」

ムリ、ムダ、ムラの無い歯科医院経営とライフプランニング
デンタルダイヤモンド社
定価3,780円(3,600円+税)


前作「医師・歯科医師の正しい財産の作り方」から3年。業界に新しいマネージメントの形を創作した内容でマネージメント業界をリードする本となりました。
今回は歯科医師とFP(ファイナンシャルプランナー)に特化した内容でより身近なテーマでまとめあげました。
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2008年10月17日

1.リスク管理とペイオフ

今年は本当に景気が悪いですね。 大手企業は業績予想を下方修正
しているようですし、不動産業を始め倒産件数も増加するなど、悪化の
一途をたどっています。

先日、中堅保険会社の大和生命が破綻しました。あまりにも突然の
破綻という印象を強く受けました。ここで思うことは、他の保険会社
や銀行は大丈夫だろうか?ということです。

生命保険については、危険だと思っても中途解約をすれば返戻金は
大きく減らされることが多いので得策ではありません。また解約しても、
健康状態によっては新たに保険に加入することが難しいので、でき
ることと言えば新規に保険に加入することをやめるくらいでしょう。

銀行についても決して安心できる状況ではありません。
ただ、銀行については預金保険制度により普通預金や定期預金の
元本1千万円とその利息までは保護されます。もちろん当座や決済
用預金は全額保護されます。

ペイオフが解禁となった平成17年当時は慌てて預金を他の銀行に
分けた方も多いと思いますが、最近は気にされている方は少ないよ
うに感じます。預金が1千万円以上ある方は、今一度見直されてはい
かがでしょうか。
また、1千万円以上ない方も、銀行が破綻した場合には、その処理等
で一時的にお金が引き出せない状況に陥るので、いくらかの運転資金
は銀行を分けて預金することをお勧めます。

10月13日に中川財務・金融相はペイオフを再凍結し、預金の全額
保護をする考えがあることを発表いたしました。ただ、どうなるかは
未定なので早めに対策を進めましょう。


投稿者 test1 : 2008年10月17日 09:08

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