2008年10月27日
火災保険
診療所の火災保険に入っていない方はいないと思いますが、契約内容
を覚えている方は少ないのではないでしょうか。
例えば、診療所の配管から水漏れを起こし下の階の店舗に被害をもた
らした場合には、いくら保険で下りるかご存じですか。
先生方に聞いてみると水漏れを起こした経験がある方は意外にも多
く驚きました。大抵がユニットの配管からの水漏れで、事前に気づく
のは難しいようです。
水漏れの場合には、歯科医師賠償責任保険の施設賠償で補償されま
す。これなら全ての先生方が入っていますよね。
「ああ良かった。」と安心するのは少し待ってください。歯科医師会
に加入している先生は、賠償責任保険を団体割引で入っていると思
いますが、その場合の施設賠償の限度額は大抵2千万円です。
2千万円あれば大抵の水漏れにも対処できるように思いますが、下
の階に銀行のATMが入っている等高額の機械が置いてある場合に
は、思わぬ請求がくる場合があります。団体割引を使わないで直接保
険会社と契約すると、例えば東京海上日動の場合は施設賠償の限度
額を5千万円まで上げられ保険料も年間8千円強で負担もそれほど
変わりません。
火災保険や賠償責任保険を今一度見直し、リスク管理を徹底しましょう。
投稿者 test1 : 2008年10月27日 09:24
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